やっぱりマーガレットズロースは凄いぞ(ミニコミもね)

今日も暑い。夕方に出て、久しぶりに新宿三丁目の〈模索舎〉へ。フリーペーパーを探しに行ったのだが、あまり見つからず。オフノートのCD[ふいご]を買う。古池寿浩(tb) 、 中尾勘二(ss,as,cl) 、関島岳郎(tuba)のトリオ。〈ディスクユニオン〉を覗いてから、歌舞伎町の〈ロフト〉へ。『ぐるり』の五十嵐さんと待ち合わせ。マーガレットズロースのイベント「世界は変わる」にゲストで入れてもらう。客は若い女の子が目立つ。ぼくは端っこのほうにある椅子に荷物を置いて、ときどき座ったが、ライブはスタンディング。この年だと、やっぱり腰に来ます。


まず、フラワーカンパニーズ。一曲目から縦ノリのロックで、ボーカルに合わせて客が手を振り上げている。こんな雰囲気のライブに来たのは、久しぶり。最初はあまり乗れなかったけど、途中にゆるやかなリズムの曲もあって、なかなかイイ。ボーカルがなんども「オレはもう39歳だから」と云っていたが、最後まで突っ走っていたのはお見事。しかし、あまりにストレートな歌詞にちょっと照れた。


代わって、マーガレットズロース。いつも通りの三人で、いつも通りの曲をどんどんやる。どの曲も聴くたびに、深く心に染みわたって来る。一曲一曲が大きな物語を持っているように思える。「初めて英語のタイトルにした」という新曲(「LIFE IS NOW」)もヨカッタ。客の半分ぐらいはフラワーカンパニーズ目当てだったのか、最初のうち、あまりにも違うタイプのマーガレットズロースにとまどっていたようだったが、かまわず何曲かやるうちに、客の気持ちをつかんでいったようだ。アンコール2曲やって終わったら、10時半すぎていた。いいライブだったけど、疲れた。物販コーナーで、マーガレットズロースミニコミ『ズロマガ』の2、3号を購入する。創刊号は持っているが、付属のCD-Rに収録の座談会みたいなのに大笑いした。メンバー三人が好きでつくっているという空気が伝わってきて、いいミニコミである。ライブのMCによれば、最新の3号では、平井正也が高校生のときにやっていたコピーバンドや付き合っていた彼女にプレゼントしたテープの音源なんてのが収録されているらしい。最近、コンビニなどで『月刊EXILE』なる雑誌を見かけるが、あんなのよりは『ズロマガ』のほうがスゴイ、と思う。


マーガレットズロースの「世界は変わる」、次回はワンマンで、11月29日(土)、渋谷〈O−nest〉でやる。先行予約すると、今日のライブの模様を収録したDVDが付くという。