汗だくの名古屋

東京に帰ってナカ一日おいて、こんどは名古屋だ。『進学レーダー』の図書館取材。のぞみ号で11時に到着。霧雨が降っている。めちゃめちゃ湿度が高い。駅隣接の高島屋の上にある〈山本屋総本家〉で味噌煮込みうどんを食べようとしたが、すでに並んでいる人がいる。あきらめて「いりなか」へ移動。駅前で〈丸賀〉というそば屋に入ったら、ココに味噌煮込みうどんが。ネギや蒲鉾、油揚げなどがたっぷり入って、じつにウマイ。熱いのでフウフウ云いながら食べた。近くの〈ブックオフ〉を覗いてから、N校へ。待ち合わせ場所を間違えて、急いで移動したら汗だくになった。


取材終わり、同行の人の車で別のN校へ移動。いちど止んだ雨がまた降り出している。5時に終わり、今池で下ろしてもらう。歩いて千種方面へ。3月にも行った〈神無月書店〉を覗き、〈ちくさ正文館〉へ。前に来たときに気になっていた全集がまだ残っていたので、思い切って買い、宅急便で送ってもらうことに。まだちょっと時間があるので、千種駅の地下を歩いていたら、小さな地下商店街にぶつかる。その中のそば屋があまりにもイイ感じだったので、ふらふら入り、冷奴でビールを飲む。メニューに「きしめん ころ」とある。名古屋では「冷やし」を「ころ」と云うのだ。あとで、何人かに尋ねたがその語源はわからなかった。で、きしめんのころを食べる。あっさりしていてウマイ。旅に出るとなぜか麺類ばかり食べている。


本山に行き、〈シマウマ書房〉へ。鈴木さんに、花森安治のエッセイが載っている本を見せてもらう。500円なので、文句なく買う。鈴木さんに連れられて、〈YEBISU ART LABO〉へ。岩上さんはじめ「ブックマーク名古屋」の面々と飲もうということで、その近くの飲み屋に予約を入れていたそうだが、なぜか勝手に休みになっていた。その近くの居酒屋に入る。来年の2月か3月に予定されている第二回では、いよいよ「一箱古本市」をやるということで、開催の可能性を求めていま動いているトコロだという。楽しみ。11時すぎにお開きになり、みんなで栄まで歩く。地下鉄の改札で、〈リブロ〉の青木さんがトイレに行ったのでみんなで待っていたら、いつまで経っても出てこない。岩上さんが見に行ったら、もぬけのカラだった。酔っ払って先に帰ったのだろうか。みんなが「青木さんだから、しょうがないねえ」と達観しているのがオモシロイ。ま、そういうキャラです。名古屋駅の新幹線口にある某エコホテル(と名乗っている)に投宿。上から下まで汗びっしょり。風呂に入り、1時ごろ眠る。