相模大野で渋谷&美潮

9時起き。朝風呂に入ってから、西日暮里へ。ちょっと仕事してから、〈古書ほうろう〉に土曜日の「月の湯古本まつり」用の古本を運ぶ。ココに取りに来てもらうのだ。おにぎりを買って、旬公がケダモノ友だち(『世界屠畜紀行』を通じて知り合った、愉快な皆さんをこう呼ぶ)からもらった馬刺しと一緒に食べる。


2時半に出て、神保町へ。〈書泉グランデ〉で書評用の新書を4冊、〈ディスクユニオン〉で、電気グルーヴ[J-POP]、金子マリ[金子な理由]を買う。N社で旬公の単行本の打ち合わせ。印刷見積もりが出たので、具体的に進める段階に。〈日本特価書籍〉で、鶴ヶ谷真一『月光に書を読む』(平凡社)を買う。「読書人柴田宵曲」から読もう。


都営新宿線で新宿、小田急線で相模大野へ。めちゃくちゃ遠いイメージがあったけど、非常勤で通っている鶴川の3つ先だった。降りるのは初めて……だと思う。駅から10分ほど歩いた大通り沿いの〈ブックオフ〉へ。〈TSUTAYA〉と同じ店舗で、かなり広い。105円コーナーが充実。小林信彦片岡義男星条旗と青春と 対談:ぼくらの個人史』(角川文庫)は拾い物。駅前まで戻り、飲み屋街をちょっとうろつく。暗がりに人が行列している。〈ラーメン二郎〉だ。ドコでもあるなあ。いい感じに古びた〈福永軒〉へ。テーブルが10ぐらいあるが、どれも男性のお一人様ばかりが座っている。相席で、スタミナ定食を食べる。ボリューム重視の炒め物。うまい。


〈ラシェット〉へ。いいライブをやるので、前から気になっていた店。テラスがあり、店内も広い。ふだんはレストラン。小川美潮さんと大川俊司さんが食事中だった。あとから渋谷毅さんが来る。近くの居酒屋で飲んできたので、ちょっとご機嫌。いろいろ話した。ライブはいつもの通り、渋谷さんのソロから始まり、美潮さんとのデュオへ。2セット目の二人はとくに息がピッタリだった。終わって10時過ぎに電車に乗り、代々木上原で乗り換えて千駄木へ。それでも11時半に着いたから、まあそんなに遠くないな。相模大野、また行ってみよう。


週刊読書人』4月11日号に、宇田川悟『書斎の達人』(河出書房新社)の書評を書きました。本棚本としては不満の多い本だったので、そのことをわりと率直に書いています。