助っ人さんのおかげです

この4、5日間、仕事の合間をぬって、不忍ブックストリートMAPを配りに行ったり、マニュアルとかの書類をまとめたり、と、一箱古本市の準備が忙しい。自転車で走っていると、一箱古本市のポスターがいろんなところで目に付く。これは「助っ人」さんがこまめに動いてくれるおかげだ。このイベントは、自分でできるところはやるが、動いてくれるヒトにはじゃんじゃんお願いするという「他力本願」型の運営なので、関わってくれる人が多ければ多いほど助かる。ただ、関わる人が増えるとそれをとりまとめるのにも、それなりに労力を払わねばならないのが、痛し痒しだが。


昨日は午後から荻窪ひなぎく〉で海月書林+『いろは』の取材。久しぶりに市川さんのハナシを聞いていたら、取材というより世間話モードに入っていた。同行の編集者2人も、ほしい本を物色するのに忙しい。次の用事があるので早めに終えようと思っていたコトを忘れて、2時間経ってしまった。急いでタクシーを拾い、西荻窪へ。道のまったくわからない運転手に当たり、降りてから相当歩かされる。30分で打ち合わせを終えて、西荻から西日暮里へ。


7時ちょっとすぎ、千駄木交流館に到着。助っ人さんの顔合わせ会。すでに集まったヒトたちが、地図に挟み込むチラシを折っている。実行委員も入れて20人以上いた。作業に区切りをつけてから、助っ人さんの当日の配置を決めていく。だいたい埋まったのが、今日来れなかった人に連絡する必要あり。


実行委員は荷物を持って、谷根千工房に移動。各スポットで使う道具を仕分けし、そのあと最終打ち合わせ。いくつか決まってないことがあり、やや論戦模様となる。一区切りついたところで、ヤマサキさんがどーんと酒、ビールを出してくれ、その場で酒盛りとなる。新刊書店と古書店、ネットとアナログみたいな話題を、わりと真面目に話す。このメンバーでこんなハナシしたのは、初めてではないか。気づけば2時半。あー眠い。


『雲遊天下』第43号届く。特集「雑誌は世につれ」。執筆者がすごい。村上知彦=『プレイガイドジャーナル』『漫金超』、木村聖哉=『話の特集』、田川律=『ニュー・ミュージック・マガジン』、本間健彦=『新宿プレイマップ』、奥成達=『東京25時』、山口由美子=『プレイガイドジャーナル』、中川五郎=『ブルータス』。このうち、本間さんと奥成さんにはインタビューしたことがある。