ワールドカップより海野弘

今日は旬公がアメリカから帰ってくる日だ。一人暮らししていると、スペースが広く使えるので、ついいろいろ積み上げがち。さすがにマズイと、少し片づけをする。そのあと、今週末の稲垣書店トークショーに合わせて、中山信如さんの著書や、映画史関係の本を読む。一方で、来週の海野弘トークの準備として、未読の海野本も読み始めている。これに来週に書評の締め切りの迫った『ゲド戦記』を加えると、今週読むべき本は決まっているカンジだ。しかし、こういうときに限って、ほかの本が読みたくなるんだよなあ。


1時すぎに出て、日暮里へ。〈又一巡〉でエビチャーハンを食べ、京成スカイライナーで成田空港へ。3時に到着し、20分ほど待つうちに、旬公がゲートから出てくる。まあ元気そうで何より。特急で日暮里まで帰る間、ワークショップで出会った愉快な(そしてショッパイ)人々のハナシを聞く。ウチに帰ると、なんだかぼくまで疲れて、二人で夕寝。


8時ごろ自転車で出かけ、旬公のリクエストで蕎麦屋に向うが、タイミング悪くどこも休みか終わっていた。けっきょく、〈千尋〉へ。その前に〈往来堂書店〉で、坂入尚文『間道  見世物とテキヤの領域』(新宿書房)、金井美恵子『目白雑録2』(朝日新聞社)を買う。食べ終わったあと、〈古書ほうろう〉に行き、稲垣書店トーク用に1970年代の『映画評論』を2冊買う。宮地さんに「文鳥舎の海野さんのトークは、エライ日にやるんですね?」と云われるも、まったく見当がつかずキョトンとする。「いや、だってワールドカップの試合の日じゃないですか!」と云われてやっと気づく。サッカーのことなどまったく興味ないから考えもしなかったが、やはり集客には影響があるのだろうか。サッカーよりも海野弘が見たいという方は、ぜひサイト(http://www12.plala.or.jp/bunchousha/01event/main.html#eventA)からご予約ください。また20人ほど余裕がありますので。