せっせと仕事を

8時半起き。出勤日。昼飯のとき、神保町に行ったが、あとは机に座ってしこしこと原稿に手を入れる。編集者らしい仕事の一日。ウチに帰ると、旬公が出かけていたので、ひとりで晩飯をつくって食べる。ビデオで、アキ・カウリスマキ《浮き雲》(1996、フィンランド)を観る。中年の夫婦(といっても、ぼくと同じ38歳だ)がともに失業し、その後も、やることなすことうまくいかない。次々に訪れる不幸が、まるでチャップリンの映画みたいに唐突で、ところどころで笑う。ラストのとってつけたようなハッピーエンドも、明日またひっくり返されてもおかしくない予感に満ちている。まったくヒトゴトじゃありません。


何度か告知してますが、明日、明後日は〈古本酒場コクテイル〉でのイベントがあります。「コクテイル一箱古本市」には、「古書モクロー」も参加します。明日2時からは、古書現世向井透史くんのトーク(ゲスト=畠中理恵子浅生ハルミン)が。セドローくんへの質問、お寄せくださってありがとうございます。そして、明後日2時からは、「オヨちゃんとモクローくんの古本ジェットストリーム2」です。こちらの、不忍ブックストリートへの質問は、明日夜中まで受付中です。どーぞよろしく。