絶望的に不器用

朝8時半起き。朝飯のあと、9時半に出かける。会社に着き、打ち合わせの資料を見直す。お茶の水まで歩き、〈丸善〉で宮部みゆき『誰か somebody』(カッパノベルス)を買う。電車の中で読み始めるが、新作ではなく3年前に単行本として出たもので、しかも、一度読んでるっぽい。ちょっとガッカリ。


西荻窪の〈登亭〉で、チキンサラダ盛り合わせを食べる。ちょっと時間があったので、〈ブックスーパーいとう〉に寄る。店のレイアウトが大幅に変わっていて、なんかマンガ専門店みたいになっている。K校に行き、H先生と打ち合わせ。1時間半ほど、じっくり話す。おもしろい本になりそうだ。〈音羽館〉に寄り、和田博文『飛行の夢1783−1945 熱気球から原爆投下まで』(藤原書店)を見つける。新刊で買おうかどうか悩んでいた本。2500円なら安い。


会社に戻ったのは3時過ぎ。ちょっとしたトラブルがあり、8時にやっと外に出る。神保町の〈伊蔵〉という飲み屋に、遅れて到着。セドロー牛イチローと、工作舎のIさん、そして九曜書房の椛沢さんというメンツ。こないだの工作舎引越しの際の買取りの精算が終わったので、その打ち上げ。2時間ほどたのしく飲む。しかも、飲み代はセド&イチのおごり。ご馳走様。


そのあと、根津の〈NOMAD〉へ。木曜日からはじまる「チェコマッチラベル展」の準備。旬公が手伝ってくれる。12時閉店なので、11時半ぐらいまではお客で賑わっていて、準備に掛かれない。やっとはじめるが、caloとはやはり展示状況が違うので、なかなかうまくいかない。ぼくは絶望的に手先が不器用なので、穴に紐を通すだけでえらく時間が掛かってしまう。ナンとか目算を立てたところで、1時過ぎてしまい、あとは木曜日の開店前にやるコトに。スペースが狭いので、会期中に展示替えを行うコトになりそうだ。


疲れきってタクシーでウチに帰ったのは、1時半。そのあと洗濯して、原稿を一本書いたら4時前だ。なかなかキビシイ一日でした。