異様に眠い日曜日

朝が眠くて仕方ない。今朝は早く起きて、〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉の香川京子特集に行こうと思っていたのだが、10時半からのモーニングショーなんてぜんぜんムリ。結局11時ごろまで眠ってしまった。自転車で生協まで買い物に行き、ベーコンとホーレンソウのカルボナーラをつくって、《噂の東京マガジン》を見ながら食べる。そのあと、またしても昼寝。


このままだとヤバイ、なんかひとつでも生産的なコトをしなきゃと思い、「不忍ブックストリートMAP」を製作中の旬公と、地図に入れる場所を確かめに出かける。いつも通っていて、道や店の場所なんか全部把握してると思っていたのに、地図に落とし込むとなると記憶だけではまったくダメなんだよなあ。よみせ通り谷中銀座→初音小路→谷中墓地と歩く。フツーの散歩と違い、行きつ戻りつ歩くので、すぐ疲れてしまう。〈マミーズ〉でアップルパイを買い、ウチで食べる。レンタルDVDで、クリント・イーストウッド主演・監督《恐怖のメロディ》(1971)を観る。人気ラジオDJがストーカー女(ジェシカ・ウォルター)に振り回されるハナシだが、この女がブチ切れするシーンは、キングの『ミザリー』(映画版はまだ観てないが)とそっくり。そっくりと云えば、この前につくられた、イーストウッド主演、ドン・シーゲル監督の《白い肌の異常な夜》(1971)は、傷ついた男が女子学院に監禁されるハナシで、これなど「集団ミザリー」だと云えよう。ああ、怖いコワイ。


7時に〈月夜と眼鏡〉さんへ。自転車が余っているというので、受け取りに行ったのだ。折りたたみできる自転車が2台あり、一台は坂道用の車輪が小さいもの。前の道で、両方乗り比べてみて、けっきょく車輪が大きいほうをいただくコトになった。これで、天気のいい日に二人で出かけられる。この自転車はしばらく二階のベランダに置くことにした。コーヒーをご馳走になり、辞去する。そういえば、ココのご主人は、ぼくの昔の同僚に顔がそっくりで、今日昼間に谷中銀座でバッタリ会ったときも、一瞬そいつかと思って、馴れ馴れしい口を利いてしまった。すいません。


そのあと、一人で〈結構人ミルクホール〉へ。閉店後の店で、店主の山本晋さんに取材。『彷書月刊』の次号用。客としては何度も行っているが、いままで話をすることはなかった。しかし、数年前のコミケで、ぼくが山本さんのブースでミニコミを買ったコトが判り、びっくり。お土産に昨年の冬コミで出した新しいミニコミ『ラーメン食ってゲーセン行こうぜ』をいただく。けっきょく今日は谷中とウチとの往復で終ってしまったな。ウチに帰り、旬公がつくった羊のすね肉のカレーを食う。そのあと、またもやちょっとうたた寝し、本を読んでいると12時過ぎた。感想を書いておきたい本もあるが、今日はココまで。