美青年、「文學界」に登場

旬公の具合、よくならず。バナナを買いに行ったりするが、こんなときにはあまり役に立たない(というか、気が利かないのだ)。11時過ぎに出て、久しぶりに仕事場へ。な、な、なんと、またしても空調が利かなくなっている。このビルは呪われているのか。


2時ごろまで企画をまとめ、昼飯ついでに〈文教堂書店〉へ。新しい『文學界』の表紙に「座談会 青山ブックセンター騒動を考える」とあったので、目次を見てみると、柴田元幸永江朗に並んで、柳瀬徹という名前が。一拍おいて、「あーっ」と思った。これは、元ABCの敏腕店員にして、紅顔の美青年、最近結婚したばかりで、パーティの二次会の会場選定について南陀楼にさんざん云われてしまった、あの、柳瀬くんではないか。記事の誌写真が、いつもの通り、「理由はないが、なんとなく嬉しそうな表情」なのが笑える。いや、ハンサムなんだけどね。べつに文芸雑誌に出たからといってエライわけじゃないが、「BOOKMANの会」のメンバーをこういう場で見かけると、楽しくなる。あとで読もう。


仕事場に戻り、5時から会議。なかなかすんなりとは決まらず、半分ぐらい決定、あとは考え直しとなる。旬公の風邪が移ったか、少しアタマがだるい。ウチに帰り、パスタをつくって食べたあと、バリ島日記の初日分を書いてアップ(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20040901)。


【今日の郵便物】
★荻文庫  安井笛二編著『大東京うまいもの食べある記』(丸之内出版社、昭和10年・第10版)3000円。東京の食べ歩き本としては、時事新報社家庭部編『東京名物食べある記』(昭和4年、正和書房)を所持しているが、今回の本はそれとは別内容。丸之内出版社は食べ歩き本のブックメーカーである多田鉄之助が発行人になっている。
もう一冊は、田中小実昌『幻の女』(桃源社)2500円。ミステリ短編集。
★古書目録 古書街の風、古書あきば、五反田遊古会