イキオイで書け!

一日だけ日記を休んでみたが、原稿書けない状況は変わらず。なので、日記を書く。


朝刊で、詩人の木島始さんが亡くなったことを知る。悪性リンパ。76歳。数年前の「げんげ忌」でお姿を拝見した。70過ぎとは思えない若さだったけど。木島さんが訳したジャズ関係の本(ナット・ヘンホフ『ジャズ・カントリー』など)を読みたくなった。


戸板康二命のフジタさんの日記(http://d.hatena.ne.jp/foujita/20040813)で、「モクローくん大感謝祭」を覗いたハナシが。
「まずはウィンドウに展示の花森安治装幀本をじっくりと眺めて、何度もにんまり。ほとんどが初めて目にする本で、さっそく眼福だった。中に入ってみると、「モクローくん」コーナーに、戸板康二著『久保田万太郎』(文春文庫)が展示してあるのを発見、「おっ」と確認すると、そこは「モク妻セレクション オヤジ顔&動物表紙画コレクション」(だったかな)と冠する展示コーナーなのだった。いきなり大受けしてしまった。いいなあ……」
で、「随筆サンケイ」(これにも久保田万太郎が登場する)をお買い上げいただいたようだ。ほうろうには来客用のノートが置いてあるが、書かれずに帰る方も多いので、ウェブの日記で来てくれたことが書いてあると嬉しい。


仕事場で担当記事をカタチにする。夜までに2本校了、1本を校了一歩手前まで追い詰める。これで某誌の原稿がなけりゃ、まずは順調な仕事ぶりなのだけど……。まあ、勝負は明日だ。今日TBS「はなまるマーケット」にご出演された(見逃した)エンテツさんに電話して、「原稿が書けない」と泣き言をいうと、「そんなのパパッと書いちゃえばいいんだよ。酒のイキオイで書くとか」というおコトバをいただき、気がラクになる。


【今日の郵便物】
★「のんき新聞」6号 僕の連載は休みだが、「モクロー大感謝祭」や単行本の宣伝をしてくださっている。感謝。
★古書目録 東京書房、荻文庫