タイミングの悪い日

11時に仕事場へ。座談会のテープ起しが上がってきたので、粗く整理する。3時に神宮前のボイジャーで打ち合わせ。この時間、恐るべき暑さだった。もう少し後に出れば、少し涼しくなっていたのだが。仕事場に戻り、座談会の続き。


7時にハッと気づく。今日は〈三百人劇場〉で小林正樹の《からみ合い》を観ようかなと思っていたのだ。もう間に合わないので、あきらめて、三ノ輪の〈遠太〉に電話。昨日間違えてしまった飲み会を今日やってるハズなので、遅れて参加する旨、伝えようと思ったのだ。しかし、返事は「今日は休みです」。昨日、そんなこと書いてなかったなあ。番号間違ったかな。でも、店のおばあさんの声だったしな。誰か病気になって臨時休業なのだろうか。……エンテツさんも堀内さんも携帯を持たないので、こういうときは連絡が付けられない。別の店に行ったんだろうと諦めてウチに帰る。


夕飯どうしようかなと思っていたら、旬公が「今日はキムチ鍋をつくってあります。ご飯もたいてあります」というので、思わず感謝の念を表す。たまに夕飯つくってもらうと、嬉しいねえ(と書くと、旬公が悪妻みたいだけど、たんにこのところ、ぼくのほうが夕飯つくれる時間に帰っていただけ)。NHKスペシャルを見る。広島原爆投下後の復興についてのドキュメント。廃墟の跡に建っていくバラックの航空写真に感動。


古書ほうろうは、映画上映のイベントがあるため、今日は入れず。CDの値付けを少しやる。手放す前に、もう一度聴いてみたりして、時間を食ってしまう。


【今日の郵便物】
★矢部登さんより葉書 ほうろうに寄ってくださり、「古書モクロー」で、堀辰雄『晩夏』、「日記日和」、「物数奇6」、「田中小実昌の本」をお買い上げくださったそうだ。「いま、たのしく、ながめているところです」。嬉しいねえ。矢部さんは田端在住のご近所さんだ。
林哲夫さんより  「ミカン・ア・ラ・モード part3」を3部。これは明日から、「古書モクロー」で販売します。