第10回一箱古本市の店主募集要項です

今回で第10回という節目を迎える、不忍ブックストリート一箱古本市の店主募集要項を、下記にアップしました。
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20100224


受付開始は3月8日(月)午前0時より行ないます。今年は例年よりも早く埋まることが予想されますので、事前に必要事項をご記入のうえ、お早めに申し込んでください。


今回は、4月29日に千駄木から根津・上野桜木にかけてのエリアを中心とする9ヵ所の大家さん、5月2日に谷中から千駄木にかけてのエリアを中心とする10ヵ所の大家さんでの開催を予定しています。開催スポットについては、3月中に発表する予定です。


今回の特徴としては、これまで公共施設で行なってきた打ち上げイベント(表彰式)を、5月2日のみは飲み会兼にすることです。これまで店主さんやスタッフで一緒にカンパイしたいという声が多かったのですが、場所の制約から果たせませんでした。今回は1日のみですがそれが実現します。やっぱりみんなで飲んでシメたいという人は5月2日に申し込んでください(4月29日に店主をやった上で、5月2日に飲みに来るのも可です)。


また、5月2日には福岡、名古屋、仙台、小布施のブックイベント団体の代表が店主として参加されるほか、犬山から五っ葉文庫さんが来て「痕跡本ツアー」を行ないます。全国各地のブックイベントの情報を知り、交流を深めるためのいい機会になればと思います。


もうひとつは、これは特徴というよりは方針なのですが、原点回帰です。不忍ブックストリート一箱古本市は、狭いスペースに多くの店主さんが出店されます。そのため、一箱の大きさを決め、その範囲で本を展示するようにお願いしています。同時に、一箱という空間の中での創意工夫を愉しんでいただきたいという意図があります。しかし、この数年、店主さんによっては箱の周りにたくさんの本を積み上げたり、複数の箱を並べるなどの行為が見られます。うるさいことは云いたくないのですが、他の店主さんにとってはあまり愉快なことではありません。今回は10回目という節目でもありますので、原点に戻って、「一箱の宇宙で遊ぶ」気持ちで参加いただくようにお願い申し上げます。