『おやじがき』にナニが?

昨年11月に出た、内澤旬子『おやじがき 絶滅危惧種中年男性図鑑』(にんげん出版)は、トークショーをやった〈東京堂〉では週刊1位になり、朝日新聞や《王様のブランチ》にも取り上げられたが、それにしてはもう一つ動きが遅いという感じがしていた。今年に入って平積みもあまり見なくなったし。


ところがこの数日、このブログのアクセス数がやたらと増えた。それも「おやじがき」で検索してきた人が多いようだ。そして昨日、〈東京堂〉で再び週刊ベストの7位に返り咲いたコトを知った。『サンデー毎日』と『文藝春秋』で角田光代さんが取り上げてくださったり、13日の産経新聞で旬公のインタビューが載った効果もあったにしろ、年をまたいでのこの動きはなんだか不思議だ。


にんげん出版の社長のブログ(http://blog.ningenshuppan.com/)によれば、アマゾンで375位までランクが上がり、一時はサブカルチャー部門の1位だったそうだ。アマゾン・ランキング評論家の塩山芳明さんが見つけたら、歯噛みしてくやしがりそうな順位である。いまも注文が続いているとのこと。この調子で重版が掛かってくれると嬉しい。


編集した本人が云うのもなんですが、どうして突然動き出したのか、よく判りません。誰か教えて。


昨日の午前中、原稿を書き上げた途端、仕事場のパソコンが急に動かなくなった。何度再起動しても、同じところでハングする。サポートサービスに電話してアレコレためした結果、タッチパッドの左のクリックがいかれてしまったことが判る。近所の中村さんに電話して、マウスを貸してもらってなんとか元に戻すが、ちょっと危険なので、自宅のマシンで原稿を書く。しかし、こちらも予告なしに突然再起動がかかる症状が買って以来続いていて、信用できない(早く直せよ、というハナシだが)。仕事のしやすさでは旧マシンのほうなのだが、なにせ6年以上使っているから、メモリもハードディスクももう限界なのだ。


先日お伝えした『ベスト・オブ・谷根千』ですが、印刷面の不具合が出たとかで、取次搬入日が1月26日になるそうです。前の情報は訂正しました(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090112)。ですので、19日のトークに見本を間に合わせるのは、ちょっと無理みたいです。残念。


《だんだん》。ついにSJ(元シジミジル)レコードデビュー、初ライブ、と思ったら、解散させられて双子だけ再デビュー。そのすべてが、オリジナル曲なしで進行している。すごいなあ……。タンバリンの男が一念発起し作詞をするとかの展開もあり得たろうに、意地でもカバー曲だけでいくみたいです。そのうち、ピンクレディーもやるようです。学芸会か。


3月1日(日)に、大阪の〈Common Cafe〉で「ひねもす古本市」が開催されます(http://d.hatena.ne.jp/hasu777/20090301)。一箱古本市形式です。現在、参加者募集中とのこと。ライブもあるそうですよ。