近場で過ごす日

けものみち計画」の茶話会は、残り4名様になりました。初めてお会いする方も何人か。参加ご希望の方はこちらまで(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090602)。


朝8時に起きるが、なんだかボーッとしている。書かなければならない原稿があるが、昼からでいいやと勝手な言い訳をして、そのまま布団の中で眠ったり、本を読んだりする。昼は和風パスタ。ビールを飲んだら本格的にダレてきて、今日は夕方までウチで過ごすと決める。そのまま本を読んでいると、さらにダルくなり、予約していたライブに行く気力が出てこない。5時頃に〈往来堂書店〉で、鴨下信一『日本語の学校』(平凡社新書)、北尾トロ『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』(文春文庫)、小島貞二『高座奇人伝』、徳永康元ブダペストの古本屋』(以上、ちくま文庫)、『本の雑誌』、『コミックビーム』を買う。いつも寄る中華料理屋でギョーザとラーメン。入ったばかりのお姉さんに注文を伝えるのに苦労するが、ニコニコしていたので「がんばれよ」と思う。〈ブーザンゴ〉に寄るも満席で、ウチに帰ってまた本を読む。


読了したのは、奥泉光×いとうせいこう『世界文学は面白い。 文芸漫談で地球一周』(集英社)、真保裕一アマルフィ』(扶桑社)、烏賀陽弘道『「朝日」ともあろうものが。』(河出文庫)。文芸漫談は一冊目より真面目だが、オモシロイ。『アマルフィ』は前半がかなりもたつく。しかし、この主人公でのシリーズが続きそうな感じ。『「朝日」ともあろうものが。』は非常に中身が濃く、個人の体験と朝日という会社の体質批判が離れがたくつながっている。読みながら、ヒドイなあと感じることしきり。次回の『SPA!』で取り上げよう。


借りっぱなしになっていたDVDでモンテ・ヘルマン監督《銃撃》(1966・米)を観る。77分という短さで、状況説明がほとんどないので、いろいろ謎が残るが妙に印象深い映画だった。