〈兆徳〉がカオスな感じに

すでに告知していますが、6月に仙台で「6月の仙台は本の月」という通しタイトルのイベントが行われます。一箱古本市や展覧会、トーク、講座などいろいろ。東京から近いので、この機会に行ってみてはどうですか? 「わめぞ」が総勢で出張する週もありますが、ぼくはその翌週に行きます。とりあえず、一箱といがらし×塩山トークを再告知。

一箱古本市 in サンモール一番町


2009-6-27(土) 11時〜17時
場所 サンモール一番町商店街
連絡先 杜の都を本の都にする会 080-6039-8581
《参加料》 「一箱古本市」出店料1,500円(要事前申し込み)。


いがらしみきお×塩山芳明トークイベント


いがらしみきお(漫画家)と塩山芳明(漫画編集者)によるトークショー
司会は南陀楼綾繁(編集者/ライター)。
出版業界の最底辺を支えてきた編集者・塩山芳明の新刊『出版奈落の断末魔』(アストラ)の刊行を記念して、塩山編集の漫画誌から華麗に転身した漫画家・いがらしみきお(仙台在住)が、当時を振り返る。
毒舌で知られる塩山さんはいがらしさんと旧知の間柄、よそでは聞けない貴重な話題、爆弾発言が連発!?するかも。


2009-6-26(金) 19時00分〜20時30分
場所 市民活動シアター(「仙台市市民活動サポートセンター」地下)
連絡先 杜の都を本の都にする会 080-6039-8581
《参加料》2,000円(要事前申し込み)。定員100名


「私のブックカフェをつくろう」ブック・カフェ講座


「貸本喫茶ちょうちょぼっこ」と「book cafe火星の庭」のつくり方を紹介。全国の「本とカフェ」のあるお店をスライドで見ながら、参加者が「わたしのブックカフェ」を構想します。
「こんなブックカフェがあったらいいな」「こんなブックカフェをやりたいな」というアイディアを形にしてみましょう。
ナビゲーターは大阪「貸本喫茶ちょうちょぼっこ」福島杏子、仙台「book cafe 火星の庭」店主の前野久美子。


2009-6-26(金) 16時00分〜18時00分
場所 市民活動シアター(「仙台市市民活動サポートセンター」地下)
連絡先 杜の都を本の都にする会 080-6039-8581
《参加料》2,000円(要事前申し込み)。


詳しくは
http://bookbooksendai.com/


いがらし×塩山トークは100人入るところにまだ15人しか予約が入ってないらしいです。やっぱ、2000円は高かったのでは? しかし、めったに聴けないハナシをたっぷりしてもらうので、参加費のモトは取れますよ。同じ日、同じ会場のブックカフェ講座、翌日の一箱古本市とセットでどうぞ。一箱は遠方からの出店の場合、荷物を預かってくれるみたいですよ。


朝8時起き。《つばさ》を観てから、出かける。雨が降っているので、自転車が使えない。歩きだと行動範囲がとたんに狭くなるんだよなー。今年の雨は、いったん止んでもまた降りだすので油断がならない。仕事場に行って、原稿のコメント書き。この仕事はこれで終わり。意外におもしろかった。昼は道灌山下でつけ麺。〈古書ほうろう〉に寄って戻り、明日の授業のレジメをつくる。


汐見地域活動センターで《私は猫ストーカー》特別上映会のチラシを印刷。「外市」や「水族かんのん楽市」で配布します。ただいま、絶賛予約受付中です。


ウチに帰り、一寝入り。起きたら雨が少し小止みになっていたので、白山へ。銀行を回り、〈南天堂書房〉で、カラスヤサトシカラスヤサトシ』第4巻(講談社)と、マガジンハウス編『編集者の時代 雑誌作りはスポーツだ』(マガジンハウス文庫)。後者は『ポパイ』のコラムをまとめたものだが、たんに目に付いた記事を抜き出して並べただけにしか見えない。雑誌がテキストとデザインとのセットで成り立っていることを、反面教師的に証明している本になった。


〈兆徳〉で、ビールとシューマイ、チャーハン。いつもはテキパキしたお姉さんがいるのだが、今日から新しい女性が入ったようで、店長が中国語で注文の取り方などを説明している。厨房の一人も新米っぽい。そのせいで、店長はあっちに呼ばれ、こっちに呼ばれててんてこ舞い。その上、二階で宴会もあるらしく、上にあがっているときに、注文と勘定が重なり、新米お姉さんは「ちょっと待ってください」と云うばかり。そこに新しい客がやってくる。もう、すごいカオスな状態。落ち着いた頃を見計らって、勘定してもらう。この賑やかさ、嫌いじゃない。


夜は本を読むうちに過ぎていく。昨日送った原稿のゲラが11時に出るというので待っていたが、ファクスが来ない。校閲の都合で1時になるという。もう眠いんだけど……。