コミケは下鴨より暑かった

kawasusu2007-08-19

朝8時起き。西日暮里に行き、原稿を一本書く。11時前に出て、有楽町へ。〈中園亭〉で上海焼きそば。有楽町線で新木場へ。りんかい線の改札前で、Yozakuraさん(ブックフェアのトークに来てくれた方)と茂木さん(一箱古本市の常連助っ人)と待ち合わせる。この3人でコミケを見に行くのだ。和光の学生どもからは結局ひとりも連絡なし。あいつらがこのブログを読んでないことが判明した。


この前コミケに来たのは、たぶん1999年冬で、塩山さんの『出版業界最底辺日記』に出てくる。このときは「物数奇工房」でブースを出している。旬公が疲れて、ブースの裏でヨコになって寝たことを覚えている。その後いちど、客として行ったような気もするが、はっきりしない。まあ、それぐらい久しぶりということです。


国際展示場に着くと、ホームから改札を出るまでが大混雑。外に出てからも会場への長い行列が続く。12時すぎているから余裕で入れると思ったら、アマかった。場内に入るが、空調が効いている様子はなく、たちまち汗が噴き出す。日差しがないだけマシだが、ものすごく暑い。まず、西ホールに行き、それから大移動して東ホールへ。途中はぐれてしまい、一人で見て回るが、評論系を一通り見たあとは、とくに欲しいものはナシ。疲れたので荷物を降ろすと、スタッフが飛んできて注意するので休めない。ようやくベンチを見つけ、20分ほど脱力する。暑くはあったがそこここに休憩所のあった下鴨神社の古本市より過酷だよ。これは。急ぎ足だったが、買った本・いただいた本は以下。


★大西進堂(久世番子) 『棚に無ければありません。』
→完売していたが、ご本人からいただいてしまった。ありがとうございます
★あまりもの(三五千波) 『ソウルレスポップ』、『漫画の手帖』第53号、『ティプトリー賞戦記』
★時刻堂 『古本ぐらし』第7〜10号、「古本屋探訪」、「戦時中の本」、「総集編1」
★司伴楽風頌歌 『全集パンフ選集』B5・岩波書店篇、B5・諸派篇、『懸賞応募用紙・資料』
★日曜研究社 『旅と趣味』創刊号
→串間さんからいただいた
畸人研究学会 『畸人研究』第23号
→今さんからいただいた
★近藤遺跡 『サブカル評論』第13号、『Re:Re:Re: 近藤正高雑文集』第1〜4
デウスエクスマキな食堂『多摩湖B食ライン』
★みにゃもと(みなもと太郎) 『風雲児外伝14 名将列伝』
→いつも送っていただいてるので買おうとしたが、やっぱりいただいてしまった


あと、新刊は出てなかったが『野宿野郎』のブースにも行った。秋に『野宿戦隊! シュラフマン〜予告編〜』という映画(?)をつくるらしい。『別冊野宿野郎DVDムック』も出るらしい。って、ナンですか? これは……。


3時前に再合流。行列について外に出て、浜松町行きの水上バスに乗る。混んでいたが、デッキで座れたのはよかった。浜松町駅のカフェでお茶し、山手線で帰ってくる。ああ、疲れた……。コミケに客で行くのはもう体力的にムリかもなあ。来年あたり久しぶりにブースを出してみようかな。そしたら、椅子で休めるからだいぶラクなのだが。


ウチに帰ってから気づく。島本和彦のブースに行くの忘れてた! サイト見ると新刊が出ていたようだ。やはりカタログ買わないとダメだなあ。 


あんなに大量の人間が一カ所にたむろしているのを見るのは久しぶりで、すっかり疲れてしまった。ウチに帰ってからぐったりとヨコになり、いちど起きてから本格的に眠り、佐9時まで。夢に群集が出てきたような……。恐るべし、コミケ