ブログでもしばらく安静

脂肪種のため入院していましたが、先週土曜日に退院しました。入院中はネット接続できなかったので、本と週刊誌を読んでいました。入院中に読んだ本は、由良君美『言語文化のフロンティア』(講談社学術文庫)、平寿美子『あなたがパラダイス』(朝日新聞社)、横山秀夫『影踏み』(祥伝社文庫)、赤木洋一『アンアン1970』(平凡社新書)、太田直子『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』(光文社新書)と読みかけの文庫が1冊。あとは、仕事の資料を読んだり、大学1年のときの読書ノートを入力したり。


手術は予定よりも長引いたそうですが、無事終わりました。顎のあたりが少しスマートになりました(ココで旬公からツッコミ入る。しばらくネタにします)。抜歯までヒゲが剃れないのがちょいとツライ。あと、麻酔の影響でずっとノドが痛く、舌もちょっとシビレてて、食べたり話したりするのに難あり。しばらくは、通常の人付き合いはできないかもしれません。


といいつつ、退院日は一度ウチに帰って休んでから、夕方に〈古書往来座〉の「外市」を覗いてきました。寒い風が吹きすさぶナカ、「わめぞ」メンバーが店番や呼び込みを頑張っていた。売り上げは上々だったよう。見せ方も、箱で置くのと棚に差すのをうまくミックスしていた。往来座の棚から青山光二『小説織田作之助』(現代新書)400円と、〈旅猫雑貨店〉の手ぼうきとチリトリを買う。年末の〈立石書店〉オープンフェアといい、このところ「わめぞ」の活躍が目立つが、不忍ブックストリートも負けていられない。


休んでいる間に、岡崎武志さんが「はてな」に復帰、山本善行さんもmixiから「はてな」に移転していた。二人の文章は広い読者に向けられているものなので、こうするほうがイイと思っていた。ヨカッタ。一方、ぼくはしばらくは日記を書く気力が出ないと思うので、このブログの更新は滞りがちになるでしょう。とりあえず、3月3日(土)の江戸川区立中央図書館での講演は、予定通り行ないますので、ちょっとスマートになった(しつこい)南陀楼をみてやろうという方は、ゼヒおいでください。締め切りまでに定員に達しなかったそうなので、お電話で中央図書館(03-3656-6211)へお問合せください。