告知日記

9時起き。午前中はうだうだ。神保町の古本カフェ〈ダイバー〉からハガキをいただく。2月にお客さんが店内で本を出す、ミニマーケットを行なうとのコト。退屈男くん、「古書無人島」も参加するようだ。

ダイバー第1回 古本寄港市
期間:2月13日(火)〜19日(月) 11:30〜19:30
参加店主:退屈文庫、古書無人島、バナナポート、うずしお書店、野窓書店、ぐるぐる丸 ほか


古本カフェ ダイバー
〒101-0051 千代田区神田神保町2―12 川島ビル1F
TEL&FAX 03-6657-3277


小さな店「ダイバー」を港というかバースに見立て、その内外にボートや屋台が7日間だけ停泊するイメージで…。老若男女、個性豊かなニワカ店主(実はお客様)たちが一箱ずつ、埋蔵品や均一本、お宝本(ホント?)を持ち寄ります。どうぞ楽しい縁日気分で、覗きにいらしてください。お待ちしておりま〜す!


その数日後には、池袋の〈往来座〉でも「わめぞ」を中心に「外市」が行なわれる。

「外、行く?」
■■古書往来座 外市(そといち)〜軒下の小さな古本祭〜■■


▼日時
2007年2月24日(土) 雨天決行(やや縮小します)
11:00〜19:00(往来座は22:00まで営業)


▼会場
古書往来座 外スペース
東京都豊島区南池袋3丁目8−1 ニックハイム南池袋1階
電話番号 03ー5951−3939
http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/


▼参加店舗
第一回ゲスト 
bookcafe 火星の庭(仙台) http://www.kaseinoniwa.com/
■わめぞ古本屋軍団
古書往来座雑司が谷)/古書現世(早稲田)/立石書店(早稲田)
■わめぞオールスター
武藤良子雑司が谷http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/5403/
旅猫雑貨店(雑司が谷http://www.tabineko.jp/
リコシェ雑司が谷http://www.ricochet-books.net/
ブックギャラリーポポタム(目白)http://popotame.m78.com/shop/
琉璃屋コレクション(目白) 版画製作・展覧会企画
退屈男(名誉わめぞ民)http://taikutujin.exblog.jp/
一箱古本市スペシャルゲスト(近日公開)


『酒とつまみ』第9号が到着。もっと時間かかると思ったけど、意外と早く出たなあ。今号はついに8000部も刷ったそうだ。酔っ払いインタビューは松尾貴史。ぼくの連載「古本屋発、居酒屋行き」は武蔵小金井を。


3時ごろに出て、荒川区の荒川図書館へ。そのあと、南千住図書館に回るのに、いつもと違う道を通ってみたら、荒川の堤防に出た。工場と高層マンションが立ち並ぶ間を、川が流れている。フシギな光景。南千住図書館に併設の〈荒川ふるさと文化館〉のポスターを見て、ガクゼン。数々のユニーク企画をやってきた同館が、またしてもやってくれます!

企画展「杉田玄白と小塚原の仕置場」


開催期間:2月10日(土)〜3月11日(日)※毎週月曜日休館 2月12日は祝日開館のため 、翌日13日休館。
開館時間: 9:30〜17:00(入館16:30)
場所: 荒川区立荒川ふるさと文化館(JR・日比谷線つくばエクスプレス南千住駅下車、京成千住大橋 駅下車徒歩8分)
料金: 100円


杉田玄白らにオランダ語医学書「ターヘルアナトミア」の翻刻と『解体新書』の出版を決意させるきっかけとなった解剖見学の記念すべき場所が、小塚原の仕置場であることは、よく知られるところであり、教科書 にも紹介されています。  
小塚原の仕置場跡である回向院境内には、解剖見学を記念した「観臓記念碑」が建てられています。また 、今日では、吉田松陰橋本左内梅田雲浜といった幕末の志士が眠る場所としても広く知られるようになり、 区内外から多くの歴史ファンや観光客が来訪しています。  
ところで、日本の医学史上記念すべき解剖の舞台は、どうして小塚原の仕置場でなければならなかったのでしょうか。本展は、この素朴な疑問から出発します。小塚原の仕置場が持つ多様な側面、そしてこの場所をめぐる人びとが果たした役割を、ひとつひとつ忠実に紹介しながら、仕置場が機能していた近世という時代、史跡と認識され始めた近代、さらに観光資源としても注目されるようになった今日に至るまでの歴史的な経緯を、古文書や絵図、古写真などの資料を通じて明らかにしていきます。


記念講演会 江戸の解剖とその史跡 〜医学史の立場から〜(仮)
日時:2月17日(土)14:00〜16:00 
講師:石出猛史先生(千葉大学医学博士) 
定員:60名


人権フォーラム 〜コツ通りを考える〜
日時:3月10日(日) 
定員:60名


展示解説 企画展ギャラリートーク
日時:2月24日(土)、3月10日(日)13:00〜14:15 
解説:当館専門員


史跡めぐり 千住医跡めぐり
日時:3月4日(日)14:00〜16:00 
定員:30人


江戸東京フォーラム 東京の地域学を掘り起こす「杉田玄白と小塚原の仕置場」
日時:2月24日(土) 
定員:70名
http://www.jusoken.or.jp/


シブイ。じつにシブイ展示企画だなあ。差別問題も関係するので、避けられがちのテーマを真正面から取り上げている。関連企画の中で、2月24日の「江戸東京フォーラム」は、フィールドワークとシンポジウムがセットになっているもの。南千住や「コツ通り」に興味を持つぼくとしては、ぜひ参加したい。……と思って、よく開催日を見たら、先の〈往来座〉の「外市」の日ではないか。ざんねん。旬公は行く気になっているようなので、興味のあるヒトは誰かご同行ください。


夜9時ごろ、本を読んでいると旬公が帰ってくる。西日暮里の喫茶店で、『モツ煮狂い』の著者・クドウヒロミさんと会っていたという。日曜日のトークショーの打ち合わせだが、初対面でハナシが盛り上がり、2時間も話したそうだ。「もうゼンゼン、心配ナシ。クドウさん、めちゃくちゃ喋る人だよ」と。そういうワケで、なんだかスゴイ一夜になりそうです。

【屠畜狂い】
内澤旬子 × クドウヒロミ(『モツ煮狂い』著者)トークショウ


日時:2007年1月28日(日)18時より 
会場:古書ほうろう
入場料:500円
ご予約:古書ほうろう宛にメールかお電話でお申し込みください。
メール horo@yanesen.net タイトル「屠畜狂い申込み」でお願いいたします。
電話 03-3824-3388


なんだか、今日の日記は告知ばっかりになってしまったな。


では、最後に「路上派少年遊書日記――1981年・出雲」を。

1981年4月12日(日)
★今日昼から問題集を買いに出かけた。
3冊ほど、数・理・地と買った。


★今日買った本
『別冊奇想天外NO.14 レイ・ブラッドベリ大全集』(NO.185)1500円 奇想天外社


★漫画
陽あたり良好!』第1巻 あだち充 340円 小学館
陽あたり良好!』第2巻 あだち充 340円 小学館


★雑誌
『ショート・ショートランド NO.1 春・創刊号』講談社


レイ・ブラッドベリ、とうとう買ってしまった。