私が「不忍ブックストリート 店主さん・助っ人さん茶話会」を大事に

しのばずくん便り」(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/touch/20170731/p1)で告知しているように、9月9日(土) 17時30分〜 駒込地域活動センター(文京区本駒込3-22-4) 洋室Aで「不忍ブックストリート 店主さん・助っ人さん茶話会」を開催します。

昨年までは、集まった皆さんに一箱古本市不忍ブックストリートの活動についてご意見を伺うかたちでしたが、それだと堅苦しいという意見を受けて、今年は「一箱古本市で◎◎した本」をテーマにします。参加される方は「一箱古本市で◎◎した本」を1冊お持ちください。「◎◎」には「売った」「買った」「発見した」「教えてもらった」などが入ります。それらを紹介しつつ、今年の一箱古本市についてのご感想、ご意見もお話しください。今後の活動の参考にさせていただきます。

店主さん、助っ人さんの生の声を、一箱古本市に反映できるチャンスです。お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。昨年以前の店主さん、助っ人さん、これからどちらかになってみたいという方の参加も歓迎です。もちろん、大家さんもぜひ!

なお、茶話会終了後、近所で納涼飲み会も予定しています。駒込にオープンした〈BOOKS青いカバ〉を見学したあと、隣のタイ料理屋が会場になります。

というわけなのだが、いまのところ、参加者が少なさそうな感じだ。飲み会は人数把握のために予約制だが、集会は申し込み不要にしているので、毎年その日になってみないと参加者数が判らない。当日になってみると、意外に少なくてがっくりする年もある。でも、だからこそ、私はこの集まりは続けたいと思っている。

不忍ブックストリート一箱古本市をはじめた2005年から数年間は、みんなが手探りの状態だった。そのなかで、大家さん、店主さん、助っ人さんとわれわれ実行委員会の関係が深まっていった。その一方で、一箱古本市は各地で開催されるようになり、多くの人たちが店主さんや別のイベントの主催者になった。昨年創刊した『ヒトハコ』は、各地の一箱古本市関係者のつながりから生まれた雑誌だ。

店主さんや助っ人さんが仲良くなって、新しい本のイベントもたくさん誕生した。そこに参加した人が、不忍ブックストリート一箱古本市に出てくれるようになった。その分、以前に比べると、店主さんも助っ人さんも、私たち実行委員も確実に忙しくなった。かかわっているイベントが複数あり、客として行きたいイベントも多い。トークイベントもちょっと多すぎると感じている人もいるだろう。出演している私自身がそう感じているのだ(だから、逆に、最近の私はひとつひとつのトークやワークショップを少人数で成立する企画と内容にしたいと思っている。このことはいずれまた書きたい)。

毎年2月から一箱古本市の当日までは、全員が忙しい。助っ人集会で多くの人が集まっても、ゆっくり話す時間はない。だから、いまの不忍ブックストリート一箱古本市をどう思っているかを直接聞く機会は、オフシーズンである夏に行うこの集会しかないのだ。

私は、みなさんが、どんな多様な活動をしていても、不忍ブックストリートを「出発点」として大事にしてくれるのを嬉しく思っている。全国各地で「不忍の一箱があったから」と云ってくれる人に出会う。

でも、今年春の一箱古本市の表彰式で話した通り、不忍ブックストリート一箱古本市がいつまでもあるとは限らない。私も含め、実行委員それぞれの事情や状況、この地域の変化、大家さん、店主さん、助っ人さんそれぞれの事情があり、その一角が崩れたら即継続できなくなることは十分ありうる。有志による非営利の地域活動はすべてそうだけど、決して盤石なものではない。これは大げさに云っているのではなく、ただの事実だ。

だからいま、今後の一箱古本市の仕方を変えるのか・変えないのか、不忍ブックストリートの活動をどうするかについて、なるべく多くの人たちの声を聞いておきたい。そうしないと、これまで通り続けることも、あるいは、大きく変えることもできない。その「声」は具体的な意見・提言であってもいいし、「こういうのが好き」「こういう風になればいい」というイメージでも構いません。

そういうわけで、改めてお願いです。みなさん、忙しいとは思いますが、9月9日の集まりにぜひいらしてください。知り合いの方にもお声がけをお願いします。

茶話会は事前申しこみなしでも参加可です

飲み会参加希望者は
9月7日(木)までに下記の項目にご記入のうえ、お申し込み下さい。
どうぞよろしくお願いします。

【送付先】
hitohako@yanesen.org

【申し込み項目】
1 お名前(本名)
2 屋号(店主さんは)
3 参加人数
4 飲み会への参加 希望(○人)・参加しない
5 メールアドレス
6 電話
7 当日の話題にしたいことがあれば