げんげ忌から月の湯へ

明日は一箱古本市関係の配布物を折ったり、発送したり、配ったりという作業があります。登録済みの助っ人さん以外でも、時間のある方はぜひご参加ください。店主も歓迎。自分の出店場所がヒトより早く判ります。たくさんいればいるほど、迅速に終えられるので、みなさまヨロシク。谷中墓地の桜はまだ残っている模様なので、作業の前後に散歩がてら眺めるのもイイものですよ。


日にち 4月6日(日)
時間  13時より17時くらいまで(時間内出入り自由です)
場所  千駄木交流館(文京区千駄木3-42-20)
http://bun-koryu.o-ence.jp/sendagi.html


朝8時起き。西日暮里に行き、不忍ブックストリートMAPに挟むチラシを折る。この時期は、こんな作業ばっかりやっている。12時に出て、歩いて全生庵へ。詩人・菅原克己を偲ぶ会「げんげ忌」の会場だ。まだ人が少ないので、受付だけ済ませて外に出ると、吉上恭太さんと智子さん、〈トムズボックス〉の笹倉さんがいたので、その辺を案内。へびみちの〈旅ベーグル〉に初めていく。客が並んでいて、しかも、外には次の焼き上がりを待つ人もいる。すごい人気だなあ。1コ買い、あとで食べることに。


全生庵に戻る。山川直人さん、『ぐるり』の五十嵐さん、上原隆さんらも来る。だんだん知った顔が増えてきた。今年のお話はアーサー・ビナードさん。菅原克己の詩を英訳するときの難しさを語る。例の引き方が的確で、よく判った。休憩を挟んで第二部。いつも、指名やら立候補やらでいろんな人が一言しゃべるのだが、一言で終わる人はほとんどいない。今日は寺の都合で4時までに終わらないといけないと司会者が云っているにもかかわらず、あと15分しかないのに、自分が翻訳した詩を朗読しはじめる女性がいる。そのあと、ロシア語の原詩まで読み上げたのには、思わず笑ってしまった。そのあと、美術評論家のS氏にマイクが渡ると、独演会状態で10分近く喋り、最後に小沢信男さんに叱られて終わった。当然4時をオーバーしてしまい、いつもの加賀谷さんの歌はカットされた。コレが楽しみだったのにぃ〜。詩人って、空気を読まないというか、むしろ積極的にそんなの無視すべきだという人が多いのかなあ。だけど、年に1度だけ、そういう人たちと一緒に過ごすというのも貴重な体験ではある。


五十嵐さん、旬公と一緒に団子坂下からバスに乗り、江戸川橋で降りる。ちょっと行き過ぎたので、戻って、〈椿山荘〉のほうに上り、目白台の〈月の湯〉へ。予想以上に古くて、いい感じの銭湯。ペンキ絵や広告などが年を経ていながら、いまでも現役なことに驚く。古本は女湯の脱衣所と洗い場に置かれている。脱衣かごを使っているのがイイ。今朝のラジオで取り上げられたので、開始直後からスゴイ人だったそうだ。なるほど、どの箱も一嵐去った気配が漂う。なんで、買ったのは2冊のみ。旬公は会場に入った直後、携帯に「原稿が届いてない」と連絡があり、タクシーで帰っていった。かわいそうに。男湯のカフェに移ると、〈古書ほうろう〉の宮地夫妻のチキンライスは品切れ。残念がっていると、「煮詰まっていてもよかったら」とご馳走してくれる。鶏肉と汁の混ざり具合がウマイ。武藤良子さんがドボドボ注いでくれた焼酎を飲みつつ、しばし雑談。長くいても飽きない場所だ。


トークを終えたエンテツさんと大竹さんが打ち上げしているというので、五十嵐さんと護国寺まで歩き、有楽町線で池袋へ移動。西武百貨店の前の〈鳥定〉へ。エンテツさんの飲み仲間がたくさんいた。木村衣有子さんのテーブルへ。エルマガジン社の女性二人と名刺交換。もう一人、ニコニコ笑っている男性がいるけど、名乗ったほうがいいかなあと思っていたら、木村さんのダンナの崎長さんだった。もう何度も会ってるのに……。飲み会に名札を導入したい。酔ったエンテツも乱入して盛り上がる。もう一軒行くのだが、いくつかのグループに分かれてしまったので、木村、崎長、五十嵐、エルマガのMさんと一緒に、〈北海道〉でやっている「わめぞ」の打ち上げに紛れ込む。恒例の売り上げ発表。全体の売り上げは上々。「古本けものみち」は大半の出品者に負けてしまった。今回、あんまり気合入れなかったからなあ。しかし、下には下がいて、オヨヨ書林がダントツのビリだった。向井くんに「これは不忍ブックストリートで反省会議ものですよ」と云われてしまう。ただ、オヨちゃんは天才肌なので、一箱でも初回がビリで、次が2位というように振り幅がスゴイのだ。


まだまだ続きそうだったが、11時すぎに辞去して帰る。自転車に乗ってウチに帰ると、旬公がふてくされて寝ていた。