秋も一箱、無事終了

朝7時に目覚ましで起床。昨夜2時ごろに寝たので、まだ眠い。朝飯を食べて、獣キャップにわめぞ前掛けという出で立ちで出発。西日暮里で荷物を取り、集合場所の〈谷中コミュニケーションセンター〉の大広間へ。持っていく道具の仕分けをしつつ、、モリモトさんところのケンゴくんとチョロQで遊ぶ。この大広間はだだっ広いので、遊び甲斐がある。


10時、〈ギャラリーゲント〉へ。ココは岡崎武志さんなど7箱が出店。2人の助っ人さん(こないだ旬公のワークショップに来てくれた)と一緒に会場の設営。遅刻する店主が数人いたが、11時前にはどうにかカタチが付く。うす曇だった空が明るくなってきた。開店すると、前で待っていた数人が箱に取り付く。ぼくもざっと見て、「たけうま書房」で数冊買う。次に〈ライオンズガーデン〉。「編集出版組織体アセテート」「BOOK ONN」など知り合い多し。黒岩比佐子さんと立ち話。次に〈宗善寺〉。ちょうど、のこぎり演奏中。いつもの「こちどり」さんの姉妹に捕まり、温和そうな旦那さんと無言で「お互いタイヘンですなあ」というアイコンタクトを交わす。久世番子さんの「番狂わせ屋」も。


ココで会った退屈男くん、Yさん、〈ぶらじる〉竹内さんと一緒に、寺のヨコの路地を抜けて、〈バール・オステリア・コムム〉へ。「東京セドリーヌ」「ヒナタ屋」など。4人で根津の〈フレンディ〉で昼飯。あとからNさんが到着。〈屋代美術〉前の「へそまがりほんや」出店を覗き、〈不思議〉へ。そのあと、〈貸はらっぱ音地〉。「旅猫書房」「orz文庫」ほか。いつも元気な「森茉莉かい堂」の隣で、ご機嫌の塩山さん。奥様手づくりのブックカバーを買う。また下に降りて〈ゲント〉に寄り、谷中コミュニティでリコシェの阿部ちゃんからチラシを受け取る。ちょうど、高野ひろしさんたちの「ウクレレブラザーズ」のライブが始まるところ。あとから客が増え、一曲一曲にウケていた。土曜日も仕事の青柳さんから、塩山本の索引を受け取る。


5時前に〈ゲント〉に行き、撤収。コミュニティに戻り、打ち上げイベントの準備。6時から店主同士の交換会、そして売り上げ発表と続く。結果のメモを青秋部に渡してしまったので、後日報告しますが、平均売り上げ金額、点数ともに昨年秋を上回りました。7時前に終了。


いったん西日暮里で荷物を置き、日暮里の〈ばんだい〉でスタッフの打ち上げ。30人以上参加。久世番子さんと担当さんと同じテーブルになり、あれこれ話す。伊藤理佐吉田戦車の結婚問題を熱く語り合った。中締めしてから、残ったメンバーで飲み、11時すぎにお開きに。このあと実行委員はさらに飲むのだが、なんだか疲れたので、先に失礼する。


ぼくが買ったのは以下。
★たけうま書房(ゲント)
細野晴臣『音楽少年漂流記』新潮文庫、200円
CD[R.Crumb and His Cheap Suit Serenaders]500円?
CD[MULL HOUSE]500円?
★NEW ATLANTIS(ライオンズ)
『小学科学絵本 鉄鋼』東京社、300円
★番狂わせ屋(宗善寺)
久世番子『殿下と私。』300円
★北方人(宗善寺)
私の履歴書 女優の運命』日経ビジネス人文庫、300円
★東京セドリーヌ(コムム)
林芙美子『戦線』中公文庫、400円
★おやじランナーの連帯(音地)
三津田信三『禍家』光文社文庫、200円
★嫌記箱(音地)
友成純一『暴力/猟奇/名画座洋泉社、350円
★へそまがりほんや とく
『仁丹物語』500円


この秋も、無事に一箱古本市を終えられました。店主のみなさん、助っ人の方々、そして場所を提供してくださった大家さんに感謝。企画から借用交渉、人員配置などを2人で見事に仕切った青秋部のイシイ、ナカムラコンビに拍手。大家紹介などを盛り込んだ『せいしゅうぶっく』なるミニコミまでつくっていたとは、今日まで知らなかった。すごいバイタリティだ。


西日暮里に戻り、日記を書いたら、もうヘトヘト。これから帰って寝ます。あ、退屈くん、いつものごとく、「リンク集」をよろしくねえ〜。