明日は一箱古本市、「いつまでもあると思うな、トートバッグ」

朝8時起き。病院に向かう旬公を見送って、洗濯を済ませてから西日暮里へ。塩山本の念校を見始める。午前中で終えてしまって、〈シネマヴェーラ〉の「妄執、異形の人々2」最終日を観にいこうと思っていたが、ぜんぜん終わらない。再校の赤字が直っているかチェックするだけで4時間かかり、しかも途中で猛烈な睡魔に犯されて眠ってしまう。起きたら1時半で、渋谷に駆けつけても間に合うかどうか微妙。あきらめて校正の続きを。《散歩する霊柩車》でド肝を抜かれた佐藤肇監督の《怪談せむし男》(1965)が観たかったなァ。


夕方、素読み途中のゲラを持って、吉祥寺へ。ロンロンの〈弘栄堂書店〉と駅前の〈バサラブックス〉で、新刊と古本を何冊か買う。後者では、藤本和也さんのミニコミ『黒のマガジン』をやっと入手。〈MANDA−LA2〉の前で『ぐるり』の五十嵐さんと待ち合わせ。入場すると客は10人ほどだったが、あとから増えて満員になる。今日はジャック達のワンマンライブ。次から次へとゲストが出て、休憩ナシの2時間。たっぷり聴いたという気になる(一色進の喋りも堪能)。いいバンドだ。次号の『ぐるり』はジャック達にしよう。


また〈バサラブックス〉まで戻り、近くの立ち飲み居酒屋(いちおう椅子がある)で五十嵐さんと飲む。あとからバサラの福井さんも来る。いろいろ話したいコトがあるが、終電が迫っているので、12時前に失礼する。こんどゆっくり飲みましょう、福井さん。


明日はいよいよ「秋も一箱古本市2007」です。若いカップルの頑張りと、大勢の助っ人さんの支えにより、当日にこぎつけました。南陀楼は朝、どこかの大家さんに配置され、以後は自転車で巡回します。「獣キャップ」に「わめぞ前掛け」が目印です(どんなカッコだよ)。例の「情熱大陸後も絶賛売れ残り」トートバッグをしつこく販売します。えらいもので、いろいろ売りまわっているウチに、残りは50枚切りました。まだ持ってないヒトは(二枚目を欲しいと思っているヒトも)明日ご入手ください。お買い上げの方にはポストカードを進呈。いつまでもあると思うな、トートバッグ。