海野弘さんの展覧会+トーク

海野弘 本を旅する』の企画段階から構想していた、同書と連動した展覧会が決まりました。大阪では〈アトリエ箱庭〉(北浜)、東京では〈文鳥舎〉(三鷹)が会場です。
同書をすでにお読みの方にも、未読の方にも愉しめる展示だと思います。どうぞ、お出かけください。

本を旅する――海野弘が選んだ100冊
海野弘 本を旅する』(ポプラ社)刊行記念


 美術、文学、建築、都市、陰謀、ホモセクシャル、ウォーキング……など、あらゆる文化的事象を、飽くなき精力で論じ続けてきた作家・海野弘。その海野氏の「初の読書論」として、『海野弘 本を旅する』(ポプラ社)が刊行されました。同書には、海野氏が影響を受けてきた100冊を丁寧に読み直した書き下ろしが収録されています。
 この展覧会では、同書で紹介された100冊を一堂に並べて展示します。どの本も手にとって見ることができます。100冊の本を通してみた「海野弘ワールド」を堪能してください。


★こんな本が並びます
コルビュジエ『今日の装飾芸術』、フルトヴェングラー『音楽を語る』、土方定一『近代日本洋画史』、ガートルード・スタイン『パリ フランス 個人的回想』、ヴァルター・ベンヤミン『ドイツ悲劇の根源』、森銑三編『人物逸話辞典』、ミシェル・ビュトール『ミラノ通り』、アップダイク『美術館と女たち』、バロウズ『デッド・ロード』、モーム『旅の本』、村山修一『山伏の歴史』、ロビン・フォックス『人類学との出会い』、石上堅『火の伝説』、グリーン『地図のない旅』、ダンセイニ『影の谷物語』、長谷川伸『股旅の跡』、バシュラール『大地と意志の夢想』、カルペンティエル『光の世紀』etc……。

 
【大阪篇】
2006年5月22日(月)〜6月11日(日)
場所:アトリエ箱庭

〒541-0041 大阪市中央区北浜1-2-3-豊島ビル301
(京阪・北浜駅30番出口から徒歩3分)
TEL/FAX 06-6203-5877
営業時間:14:00〜20:00 27日(土)は休み


海野弘さんトークライブ
6月3日(土) 18:00〜

会費:2500円(展示目録つき)
定員18名(要予約)


【東京篇】
2006年6月15日(木)〜30日(金)
場所:文鳥

〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-32-3 グリーンパルコB1左側
三鷹駅南口から徒歩5分)
TEL/FAX 0422-79-3777
営業時間:18:00〜翌2:00 土曜・日曜・祝日は展示公開なし
http://www12.plala.or.jp/bunchousha/


海野弘さんトークライブ
6月18日(日) 17:00〜

会費:2500円(展示目録つき)
定員50名(要予約。サイトで予約できます)
懇親会 19:00頃〜 懇親会費:3000円


後援:ポプラ社
企画:南陀楼綾繁 kawasusu@nifty.com


トークライブは満席が予想されるので、お早めにお申し込みください。
文鳥舎では、サイトから席の場所を選んで予約できます。ただ、今日の段階ではまだこの情報はアップしていません。今週中にはアップされるでしょう。【4月27日現在・サイトから席の指定ができるようになっています】


また、文鳥舎のトークの時間内は会場が混雑して、本が見られない可能性が高いです。
当日16:00〜16:50までにいらしていただければ、(準備中の店内ですが)ご覧いただけます。もしくは、期間内の別の日にご来店いただくほうが、ゆっくりご覧いただけます。


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ただし、一部変更が生じることもあり得ます。変更の際には、このブログに掲載しますので、ご参照いただくようお願いします。


ハナシ変わって。
本日(25日)の毎日新聞夕刊の第4面に「不忍ブックストリートMAPの改訂版完成」
という記事が載りました。MAPの意図と、一箱古本市の概要をコンパクトにまとめた記事です。とても判りやすいです。MAPの図版も載っています。毎日を取っている方は、ご覧あれ。